VCADシステム研究会
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近年のものづくりは、新興国での大量生産によるコスト低減が進み、激しい価格競争の中で、製造・組立工程で生み出される付加価値が低下しています。その様な状況の中で現在日本のものつくりに求められるのは、製品の企画力、開発力であり、製品設計・試作工程の高度化であると言われています。
VCADシステムは理化学研究所(理研)で2001年4月から10年間にわたって開発してきた、ものづくりを支援するための設計、計測、画像処理、モデル化、シミュレーション、可視化、加工を統合することを意図した新しいシステムです。ものづくりの企画・開発・設計・試作の段階に応じて、製品機能、製造工程などに関し、できるだけ現実に基づいた検討を行うことを目指しています。その中で、特に力を入れてきたのは「物体の形状や内部構造の計測データ」を「シミュレーション」につなげる、すなわち「現物に基づく予測」を可能とする技術です。
詳細については理研のVCADホームページを参照いただきたいと思いますが、従来のCAD/CAM/CAEでは困難であった、材料の内部構造まで考慮した、あるいは複雑な組み立て品をそのまま用いたシミュレーションが可能となるという特徴があります。


VCADシステム研究会は、VCADシステムの普及を図るために2002年11月に設立された組織です。
当初任意団体として発足した研究会は、2007年8月に独立した法人格を有する特定非営利法人VCADシステム研究会に組織変更いたしました。当初研究会は理研で研究開発されたソフトウェアおよびそれを支える基本技術についての情報をいち早く会員に公表し利用していただくとともに、会員からの意見を開発にフィードバックスするのが主な目的でした。すなわち理研の研究者が主導する研究会であったと言えるでしょう。しかし、理研のプロジェクトが2011年3月に終了してからは、その形を変えて、研究会員がそれぞれの立場から主体的に研究会の活動を担う相互的な組織に変わってきています。
ソフトウェアベンダー企業が中心になって理研で開発した技術を実用化し普及する活動が始まっていますし、研究会会員相互の情報交換も活発になっています。